習い事を始めた時に誰もが思ってしまう疑問。いつになったら一人前になれるか?これは本当に難しい質問だと思います。一般的に物事を習得するには1000時間かかると言われてますが、これは一般論であって、それぞれ覚えるものの難度によって変わってくると思います。人によってはプログラミングは200時間で大丈夫という記事を書いている人もいますが、結局はプログラムは言語であって、何を表現するかによって変わってくるため、日記なら直ぐにかけるけど、シェークスピアのような名作ならば何時間もかかってしまう。そしてそれには終わりはないと思います。
なんていうと、迷宮入りしそうな発言になってしまうけれど、正直、僕はプログラミングは、「自分が書いたもので実際に動く」「手で動かすよりもプログラムを書いたら何倍も早くなる」「アルゴリズムを理解する」というところを覚えるだけでも十分価値があると思っています。あとは本人のやる気次第で、結局なんでもそうだけど、楽しいがないと続かない。
そして、その最初の表現をする上で、漢字を使って、綺麗に止めハネを意識する必要はなく、季節の言葉や慣用句も使うことなく、ひらがなで多少間違っていても伝われば良いのではないかと思います。つまり「本日は、春うららかなで非常にいい天気です。」ではなく「いいてんき、とっても、きょう」といった感じで、そんなひらがなで文法をそれほど意識しなくてもかけるプログラム言語を最初に手をつけて、それから本格的に実用的なプログラム言語を学んで大作を作っていけばいいのではないだろうか、そんなひらがなで書ける言語がScratchを代表とするビジュアル言語であると思います。
さて、そのひらがなで作るようなプログラムのScratchですが、自分の実感では講師がいる中で手本通りに入力操作をすれば半日もあればScratchで簡単なシューティングゲームをとりあえず作ったという状態にまで持っていけると思います。半日で子供に自分でプログラムが書けた、動かせたという実感を持たせることができるのではかと思います。
それからは自分の興味次第、早ければ1週間で手本を元にした別の新しい自作ゲームを作れると思います。それから、エラー処理といった例外処理や効率的なプログラムを書けるかは訓練次第ですね。どんな子供でもScratchなら1ヶ月もあれば十分に表現力あるプログラムが書けると思います。
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