プログラムは空を飛ぶ

プログラム
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ボーイング社の飛行機737MAX型が立て続けに墜落する事件がありましたが、その事故と関連するかもしれない失速防止システムのプログラムの修正版が公開されたというニュースがでてきましたね。このプログラムは機首が上がり過ぎて失速しないようにするためのものですが、今回、それが誤作動を起こしたのではないかと疑われています。

普段は生活を便利にしたり私達を楽しませるプログラム、でも使われる場所によっては命に係わる場合もありますね。そんな正確性が求められる状況におけるプログラムは、最適なアルゴリズムによる処理スピードが求められる他、エラーが発生しないよう何度も何度もバグとよばれる不具合を発見して修正する作業を繰り返す必要があります。

プログラムはその指令通りに機械を動作させますが、そのプログラムは人間がつくるもの、頭では正しく動くと思っていても実際に動かすと思わぬ動作をすることがあります。よくよく調べると処理が間違っていたり、設定する値が間違っていたりするのですが、これらは何度もテストを繰り返さないと見えてこないものもあります。このエラーが少ないプログラムを書く、例外処理と呼ばれるイレギュラーなケースでも問題なく動作する、あるいは暴走しないで正常に止まるプログラムを作るというのが、ただ単にプログラムをかけたというのと、良いプログラムをかけるという違いになります。

とはいえ、子供向けプログラムでは楽しむことが大事なので例外処理は二の次ですね。パイロットにプログラムが必要かというと・・・残念ながら、直接的には関係しないですね。実は身内にジャンボ機を飛ばしていた元パイロットがいるのですが、パイロットに必要なのはいかなる状況でも冷静に判断して次の行動に移せることらしいです。空の上を時速1000㎞で動く鉄の塊である飛行機は一瞬足りとも止まっていられないからだそうですよ。

ちなみに千葉で飛行機の離発着が間近に見られる場所としては成田空港のすぐそばにある成田の空の駅さくら(さくらの山公園)がお勧めです。
http://www.soranoekisakurakan.com/

頭上にいる飛行機の種類がわかるアプリFlightradar24を使うとさらに楽しいですよ。

 

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