さて今回は関数について勉強するよ。まずは動画をみてね。
関数というのは何か値をいれると結果を返してくれるものだよ。
例えば、この関数だと年月日をいれると、その日が何曜日なのかを返してくれる機能をもっているよ。
なんで関数なんてものを作るのかというと、一度、作ったプログラムを何度も利用したいからとか、自分が作ったプログラムを他の人にも使ってもらいたいからだよ。
では、関数を使うメリットについて三角形を描く例をもとに説明するね。最初にScrachキャットくんは、一辺の長さが50の三角形を1つ描いてとお願いしたよ。
お願いされた寅ネコくんは、お安い御用だと引き受けます。では実際にScrachで三角形を1つ描くプログラムをつくるよ。
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次にScrachキャットくんは、同じ一辺が50の三角形を5個描いてほしいと依頼してきます。
寅ネコくんは、心の中では”え~”と思いながらも反復処理を使えば簡単にできるかなと引き受けます。実際にScrachで三角形を5つ描くプログラムがこちら
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ふぅー、終わったぜと思っていたら、なんと今度は一辺の長さが50と80と130の三角形を1つずつ描いてくれと言ってくるではないですか、これには寅ネコくんも涙目になって、できませんと白旗をあげてしまいます。
でも、大丈夫。ここで関数の登場です。
さすらいのギターネコがやってきて、関数を使ってScrachキャットの依頼を解決します。
こちらが実際のScrachプログラム。このプログラムでは最初に三角形を描くという関数をつくり、長さをパラメータ(関数に入れる値のこと、引数とも言うよ)としてとれるようにしているよ。
そしてプログラムの中で三角形を描く関数を呼び出して、一辺の長さのみ、それぞれ50、80、130と変えて関数に値をいれて結果として、それぞれの長さの三角形を関数に描いてもらっているんだよ。
実際のプログラムはこちら
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さて、気を良くした寅ネコくん。関数の使い方もわかってウキウキです。関数をつかって、いっぱい三角形を描こうとしています。
ここで、動画ではギターネコが、いままで勉強した変数や反復処理を使って長さと色の違う三角形を描くことを提案します。
出来あがったのはこちら
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さぁ、これで関数については理解できたかな?関数があると便利だね。自分が使った関数だけではなく、他の人がつくった関数もつかえるよ。そうやってまとめられた関数のあつまりをモジュールといったり、もっと大きなくくりではプラグインとかライブラリとか呼んだりするよ。
さて次回は、その関数の集まりであるプラグインについて勉強するよ。
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