変数の使い方（Scratchで学ぶ）

Scratchで学まなぶプログラミングの基本きほん、3回目かいめは変数へんすうの使つかい方かただよ。まずはこの動画どうがをみてね。

前回ぜんかい、変数へんすうは以下いかのように様々さまざまな使つかい方かたができるんだよといったけど、今回こんかいはその代表的だいひょうてきな使つかい方かたを１つ１つ説明せつめいしていくよ。

答え合わせ（チェッカー）として使う方法

まず最初さいしょは変数へんすうを答こたえあわせ（チェッカー）として使つかう方法ほうほうだよ。これは２つの変数へんすうの中身なかみが一緒いっしょかどうかをチェックするもの。たとえばこれはクイズとして使つかえて、答こたえを入いれる変数へんすうと正解せいかいが入はっている変数へんすうを比くらべることで、あっているか間違まちがっているかをチェックすることができるんだ。

Scratchで表現ひょうげんしたものはこちら

プログラムの中身なかみはこちら

https://scratch.mit.edu/projects/422642669

スイッチやフラグとして使う方法

お次つぎは、変数へんすうをスイッチとして使つかう方法ほうほうだよ。これは、例たとえば電気でんきのON/OFFを管理かんりすることに使つかったりするんだよ。また、よくドラクエなどのRPGゲームで使つかうフラグが立たったという形かたちでも使つかえて、指定していした変数へんすうがONの状態じょうたいになっていたら、その課題かだいはクリアしたと判断はんだんできて次つぎのイベントに進すすめるといった感かんじで使つかうよ。

Scratchで表現ひょうげんしたものはこちら

スペースキーを押おすとネコくんがスイッチに向むかって歩あるいていき、スイッチに触さわると変数へんすうの中身なかみの数字すうじが0と1にきりかわるよ。

Scratchの中身はこちら

https://scratch.mit.edu/projects/422632178

カウンターとして使う方法

変数へんすうをカウンター、数かずをかぞえる箱はことしての使つかい方かたです。これは、ゲームで何点なんてんとった？と得点とくてんを管理かんりするために使つかったり、反復処理はんぷくしょりで例たとえば10回かい繰くりり返かえすという風ふうにしていた時ときに、今いま、何回なんかい反復処理はんぷくしょりをしたんだっけ？ということを数かぞえるときによく使つかいます。前回ぜんかいの掛かけ算ざんプログラムでの反復処理はんぷくしょりの変数へんすうもこれだね。

Scratchで表現ひょうげんしたものはこちら

スペースキーを押おすとネコくんがボタンに向むかっていき、ボタンを触さわるたびにボタン変数へんすうの中なかの数字すうじが増ふえていくよ。

Scratchの中身なかみはこちら

https://scratch.mit.edu/projects/426388036

タイマーとして使う方法

最後さいごはタイマーとして使つかう方法ほうほう。変数へんすうは中なかに入いれる数かずをいつでも変かえることができる箱はこだから、時間じかんという常つねに動うごき続つづけるものを変数へんすうにいれるというのは、とっておきの使つかい方かたかもしれません。プログラムの中なかでは時間じかんを計算けいさんする関数かんすう（関数かんすうについては学習がくしゅうが進すすむとでてくるよ）が最初さいしょからつくられていて、そこで得えた値あたいを変数へんすうという箱はこの中なかにいれるんだ。そして、それを使つかい勝手がってのいいように取とり出だす。たとえば、時間じかんのうち何分なんふんという単位たんいでとりだしたり、何秒なんびょうという単位たんいでとりだしたりとかね。ちなみにScratchの場合ばあいは、最初さいしょからタイマーという名前なまえで経過時間けいかじかんがわかる変数へんすうがつくられているんだよ。