テレビ電話はもう当たり前になりつつあるかと思うのですが、今回はおすすめのテレビ電話アプリについて、もしプロ管理人の考えを書いてみたいと思います。
テレビ電話をお勧めする理由
東京は田舎者の集まりと申しますが、その例にもれず自分も大学入学を気に富山から上京して、そのまま東京で就職した身でありまして、あれやこれやと気がついたら地元に戻れない状態になっておりました。親不孝だなぁと思い、積極的に連絡を取るようにしています。
テレビ電話がない時代は電話のみ、自分が男ということもあって母親とは一週間に一度、電話がかかってきても、あーとか、うーとかいって5分程で会話が途切れてしまっていました。
しかし、これがテレビ電話となり、映像で親の顔を見ながら会話をすると、ちょっとした親の変化がみてとれたり、これ見てと画面に映す動作から会話が弾みます。特に子供がいる場合は、子供の顔(親からすると孫)を見せているだけでそれで満足。電話の頃とは、各段に会話する時間が増えて、気が付けば30分なんてザラにテレビ電話をしています。
人が受け取る情報の8割は視覚からというように、テレビ電話をすることでふるさとの両親との距離はものすごく近くなります。
お勧めのテレビ電話
さて、おすすめのテレビ電話となりますが、今は色んな種類のテレビ電話がありますよね。LINE、Skype、Facetime、Facebookなど、さらにはカカオトークに商用ではZoom、GoogleHangoutと数えきれないほどです。代表的に使われているであるものを比較したのが以下となります。
iPhone/iPad | Androidスマホ | PC | 多人数対応 | |
Facetime | ● | × | ▲(macのみ) | × |
● | ● | ● | × | |
LINE | ● | ● | ● | × |
Skype | ● | ● | ● | ● |
基本、この表に基づいて選ぶのであればSkypeなのですが・・・僕がお勧めするのはiPadです。
お勧めはiPad+Facetime
お前はApple信者かと言われてしまいそうですが、iPadはなんだかんで言って安定性があり、操作が簡単なところがあります。またウィルス感染率も低いので、サードパーティー(純正以外の会社がだしているもの)のウィルス防御ソフトによる変な警告文がでることもないです。
いやね、ほんと還暦をとっくのうちに迎えたうちの父や母は、タブレットを操作できず。結局、電話のように取るとすぐにテレビ電話が開始できるものじゃないと使いこなせないんですよ。画面上になんか確認のポップアップが出ただけでもアタフタしてしまいます。その点、iPadは直観的な操作で、マニュアルを読まなくても何となくわかってしまうやさしさがあります。
タブレットで使えるテレビ電話にはAndroid端末でも使えるSkypeやLine電話などがありますが、僕は電話と同じように常時起動していて、鳴らせばすぐに相手側もなり、指一本で開始できるiPadのFacetimeが一番良いと考えています。画質もFacetimeの方が良いような気がします。あくまで感覚なので数値で示すものではないのですが、専用端末同士で最適なコーディック(画像処理)で再生するからでしょうかね。
なお、このiPadでのテレビ電話を始める前は、パソコンにビデオカメラをつないでSkypeでのテレビ電話もしていましたが、パソコン起動という行為が面倒くらいらしく、うまくいきませんでした。そんな着信から指一本で表示できるFacetimeになった今ですら、うちの父親はとろうとしません(いつもとるのは母の役目)、ほんとIT機器への拒否反応は強いみたいです。
さて、そんなiPadも最近は安いモデルが出てきて3万円台で買えますので、両親へのプレゼントに如何でしょう?帰省の切符を考えるとお得ですよ。テレビ電話専用機になってしまっても、十分元が取れます。次のボーナスなどで是非、ご検討を。
低価格iPad(9.7インチ)はこちら
なお、Facetimeだけであれば中古のiPadでも十分です。今、僕が実家とやり取りしているのは8年前にかったiPad第3世代です。(最新版に買い替えたらもっと画質よくなるのになーと思いつつ使えているのでこのままです。10年くらい迎えたら買い替えるかな。) iPadについては、みんなカバーをつけてキレイに扱っている傾向があるので、比較的いい中古がそろってますよ。
コスト重視な場合
それでもiPadはお金がかかる、それに両親側のタブレットを買っても、こっちはAndroidだし・・・という場合は、コスト重視で、お互いAndroid端末で通話アプリはLINEを使うのがいいんじゃないでしょうか。LINEは直観的にメッセージやスタンプ、写真を送付できるしLINEを常駐化しておけばテレビ電話の着信にもすぐ気づけます。
コスト重視なら価格のこなれているAndroid+LINEはいかがでしょう。中華タブレットといわれるAndroid端末ならかなりコスト安く入手できますよ。Androidタブレットは入れ替わりが激しいので、最適の端末は家電批評などの雑誌をみてチェックしてみてください。
Wi-Fi環境について
ここまで端末(タブレット)とテレビ電話(アプリ)のことだけ話をしていましたがテレビ電話をするには通信環境(インフラ)が必要です。スマホの場合、携帯キャリアのパケット通信だけでテレビ電話をするということもできますが、それだとパケットが気になって通話に集中できないばかりか、やはり画質が落ちてしまいますよね。その為、どうしても自分達も両親側もWi-Fi環境を用意してやる必要があります。
インターネット回線の契約
Wi-Fi環境を準備するには自宅にインターネット回線をひいてやる必要があります。インターネット回線の敷設には主に三パターンくらいあるとおもっています。
光回線
これは光ファイバーと呼ばれる線を自宅まで引き込むものです。NTTの電話回線(銅線)とは異なるものです。マンションタイプだと3000円台、一戸建てだと5000円程度かかってしまいます。田舎の両親となると戸建てプランになってしまいますかね、ちょっと値段がネックですね。
安くする方法としては、今の自宅の固定電話(銅線)を解約して、光回線で電話を代用するということでNTT電話基本料2000円程度をなくし、光回線の費用に充てるということが良くやられていて業者もそれを進めています。あとは、これはホント一回限りなのですが、ヤマダ電機やケーズ電機の家電量販店では、光回線を契約してくれたら家電を割引ますよというキャンペーン(インセンティブ)をやっているので、それを利用してタブレットを無料でGETする方法もありですね。
ケーブルテレビ
こちらは、自宅にケーブルテレビが通っている場合はすぐに使えるパターンです。ケーブルテレビはその名のとおり放送電波ではなく、ケーブルを使ってテレビ番組を配信しています。そのケーブルをつかってインターネットをやってしまおうというものです。ケーブルテレビ会社に問合せをしてみると、プラスいくらでインターネットがすぐに始めることができますよ。
携帯電波をつかったインターネット
これはスマホと何が違うんだといわれてしまいますが、ようはおっきなスマホを自宅において、テザリングするようなもの、外から自宅への通信は携帯電波、自宅内の各機器との通信はWi-FiやLAN線で行うというものです。これはSoftbank Airなどの名称でサービス提供されています。メリットはコストが安いこと、反面デメリットとしては自宅が携帯電波が弱い場合は不安定になることです。

おすすめは
さて3パターンを説明しましたが、おすすめは何か?もしケーブルテレビが弾かれているのであれば、ケーブルテレビにオプション追加。全く引いていない場合は安定性から光回線ですね。それでもどうしてもコストについてはつきまとうもの、コスト重視じゃーって方はSoftbank Airになります。
Wi-Fi環境の整備
さてインターネット回線が整ったら次はWi-Fi環境です。基本的に回線を引くときに業者がWi-Fiルータをセットで用意してくれセッティングまでしてくれると思いますが、Wi-Fiルータのレンタル料として月500円など別に取られてしまうのであれば自分で家電量販店に行って買った方がよいです。
購入する際のポイントは対応しているWi-Fi規格と一度に処理できる数と出力の強さでしょうか
Wi-Fi規格
Wi-Fiには規格がありIEEEという団体が定めています。無線LANはそのうち802.11というシリーズにあたるのですが、更にa~axまで分類されておりそれぞれ以下のような周波数と速度で通信することができます。
周波数 | IEEE802.11 | |||||
a | b | g | n | ac | ax | |
2.4GHz | – | – | – | 600Mbps | – | 9.6Gbps |
5GHz | 54Mbps | 11Mbps | 54Mbps | 600Mbps | 6.9Gbps | 9.6Gbps |
ちなみにG(ギガ)という単位はM(メガ)の1000倍なので6.9Gbpsは6900Mbpsに相当することになります。これをみるとわかるとおり、通信規格に関しては、最低でもn以上の規格が備わっていることが望ましいです。では、ac/axが備わっていないかといけないかというと、まだタブレット/スマホ側がac以上に対応していない場合が多いので、”n”まで対応してれば十分でしょう
ちなみに周波数の2.4Ghzと5Ghzですが、2.4Ghzの方が遠くまで電波が飛ぶという特性があります。一方、2.4Ghzは電子レンジなどで使われている周波数なので、電子レンジ使用中は急に速度が低下します。僕の場合もテレビ電話で急に画質が悪くなったなぁとおもったら、実家の方で電子レンジを使い始めたというパターンが多いです。あとは家の広さにもよりますが、テレビ電話をする用途であれば2.4GHzで設定しておくので良いかと思います。
一度に処理できる能力(≒搭載CPUの多さ)
Wi-Fiルータについてもう一つは一度に処理できる能力がどのくらいあるかです。これは家の中でWi-Fiにつないでいる人がどのくらいて、どのくらい同時に利用するかによって変わります。家族が多い場合、同じ時間帯にWi-Fi接続すると待ちが発生して速度低下が起こります。逆に田舎の両親2人だけという場合なら、それほど能力はいらないでしょう。同時接続数の多さをうたっているWi-Fi機器ほどCPUの数が多いなどを製品特徴であげています。
電波出力強度(≒アンテナの数)
一戸建てなどで全ての部屋をカバーするため出力の高さをうたっている機器がありますが、基本的に値段高めの機器の場合が多いです。ただ、Wi-Fiの場合、日本では屋内で出せる電波の強度は法律で制限がかかっているためハイパワーをうたっているからといって、それほど違いはあるのかな?という気はしています。どちらかというと、アンテナを複数備えて指向性のあるアンテナを複数の方向に向けて面で電波の届くエリアをカバーしているように思われます。
おすすめのWi-Fiルーター
と、ここまで書いて結局どれがいいのだという話となりますが。色んな指標をみていて以下が今の時期でよいのではないかと思っています。
BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WSR-2533DHPL
もし、とても広い部屋で電波が届かない場所があるというなら以下も併用して使うのがよいかとおもいます。(僕の実家も光回線の出口と居間が遠いので中継器をつかっています)
BUFFALO WiFi 無線LAN中継機 WEX-1166DHPS
全て整ったらテレビ電話開始
さて、全てそろったらいよいよテレビ電話開始です。テレビ電話の設定については、アプリに応じて各自調べてくださいね。Facetimeの場合は画面の指示に従ってメールアドレス入れたらそれで終わりですよ。念のためFacetimeの設定方法に書かれたサイトのリンクを張っておきますね。
では、皆さん田舎の両親へ親孝行を!
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