Lightbotを試す

プログラム

今回はLightbotというプログラミングアプリの紹介です。こちらはアンプラグドで学ぶようなことをアプリ上で勉強できます。プログラムを書くというより、アルゴリズムというものがどんなものなのかを体感するというものです。

このアプリは無料で出来る「Lightbot : Code Hour」と4-8歳が対象のJunior Coding Puzzles、9歳以上が対象のProgramming Puzzlesがあります。今回試したものは無料版になります。

無料版を起動するとこのような画面になり言語選択とキャラクター選択ができます。左上がキャラクター選択、右上が言語選択(ここでは日本語)、そして選び終わったら緑の再生ボタンを押して実行です。またSlotと呼ばれる保存ボタンを押して経過を保存することもできます。

無料版ではコースは3つに分かれていて基本操作を覚えるコース/関数/ループ処理について学ぶコースが無料で楽しめます。

画面はこのような感じとなります。

毎レッスンごとに操作方法やここで学ぶことを説明してくれます。

コース2では関数について勉強します。

徐々に難しくなっていき、関数(P1)の中でさらに関数(P2)を呼び出す形になっていきます。

ふむふむ、ステージを重ねるたびに難しくなるけど頭を働かせたらなんとかいけるよねと思っていたら・・・2-6で急にクリアできず。何度試してみても答えがでない。

自分の頭でたどり着いた答え・・・ダメだ全部のマス目を明るくできない。

もうギブアップしてしまい検索してみたら同じように2-6でぶち当たっている人がいるみたいで、答えがでていました。(あれGoogleですぐに答えを調べるなんてダメだといっておきながら自分がやってしまっているよ:汗)答えをみながらやっとクリアできました。僕も凡人の域をでないようです。

天才プログラマーってこういうのをさくっと解けてしまうんですよね。でも、凡人には過去の人達が考えてくれたハノイの塔などの古典的アルゴリズムのお手本があります。情報処理の学校ではそういうことを学んだりするものです(汗)

コース3ではループについて勉強します。ただループの部分は関数を再帰的に呼び出しており、この表現だと、ちょっと子供には理解が難しいのではと思いました。この部分は素直に受け入れてくれるかが気になります。

ちょっと2-6でつまづいてしまったものの大人では1時間半ほどですべてのステージをクリアしてしまいました。子供でも数日ですべてをクリアできるでしょう。

さてこのLightbot、先に書いた通りアンプラグドでやるような内容をアプリ上ででき、また操作もシンプルなのでとても良いと思います。ViscuiteとScratchJrの中間に位置するもののような気がします。

特にPCに触ったことがない子供達はマウスの操作(ダブルクリックやドラックアンドドロップ)もハードルがあるようで、それらを取り除いて指だけで操作でき、キャラクタをどうやったらゴールに向かわせるかということを自分の頭で考えながらアルゴリズムを書いていけます。全くプログラムというものに触ったことのない子供に一番最初のステップとしてこれをやるというのは十分にありだと思える教材でした。

なお、このLightbotはiOS/Androidアプリ向けなのですが、無料版についてはPCブラウザでも実施することができました。

今回はLightbotのお試し記事でした。

LightBot
Coding made Kid-Friendly

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